教育目標
教育の目的が「人格の完成」を目指す(教育基本法第一条)ことから、本補習校も教科指導やその他の教育活動を通して「心の教育」を推進します。特に異文化・異環境の中で暮らす本校に通う子ども達は、その個性や特色を生かすよう、ダブルに発揮していきたいと考えます。
保護者も含めて、その中で生きる子ども達を支援しつつ、個性を発揮する教育を推進したいと考えます。
上記を踏まえた上で、本校の「教育目標」を
『学び合う喜び、高め合う喜びを身につけた、心豊かな児童・生徒の育成』
とします。
現地校と補習校、両校に通う子ども達は、日々精いっぱいの生活を送っています。その子ども達を送り出す家庭もまた懸命です。その源泉は日本人としてのアイデンティティーによるところが多いと考えます。本補習校はそれを提供し、確認する場として、また確かな日本の文化や伝統、学力を提供する場として機能しなければなりません。
年間39週、週4時間の教育プログラムではありますが、単なる教科指導に終わることなく、集団としての学び合い・高め合いを醸成するようにします。具体的には学校の組織体としての機能を高め、特別活動(学級活動、児童・生徒会活動、学校行事)の充実を図っていきます。
学力の定着には、学習規律と生徒指導、学級経営と授業力・指導力が中心となります。
時間に余裕のない補習校運営ではあるが、本年度も学級での指導・「活動」の時間(小1~4)や教職員の校内研修(授業研究等)の時間等を生み出し、教育環境の充実を図っていきます。
「めざす学校像」を次に掲げ、学校教育創造の指針とします。
1. 明るく元気な補習校 2. 規律ある補習校
3. 高め合う補習校 4. 思いやりのある補習校